この度、『パフ』全国4都市でツアーするにあたり、

みなさんから寄せていただいたドラゴンのイラストを、順にご紹介していきます。

 

 

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劇団しようよの挑戦にあたり、多くの皆様から応援のコメントをいただきました。

私たちのツアーに心を寄せてくださる皆様、本当にありがとうございます!

 

 

蓮行さん(劇団衛星 代表/KAIKA 芸術監督)より

 

劇団衛星代表、蓮行である。

「劇団しようよ」との関わりは割と長いのだが、出会いは私が芸術監督を務めるアートコミュニティースペース「KAIKA」で短編を上演してもらったことだったと思う。それから彼らの作品は何本か拝見したが、とにかく「暗くて禍々しい」のである。代表の大原さんの暗さと禍々しさゆえかと思う。私が青春時代を過ごした昭和の末期から21世紀初頭までは、個人の内なる「暗さと禍々しさ」を、原寸大で表現する作品はまだたくさんあったような気がするのだが、最近は少なくなったのではないかと思う。そこへ行くと「劇団しようよ」は暗くて禍々しい貴重な劇団である。わざわざお金と時間を払って暗くて禍々しいものを観にいくのか、というところは個人の嗜好の分かれるところだろうが、暗くて禍々しいもの見たさ、とでも言うべき心持ちで、行かれるのも一興かと思う。作品の紹介がちょっとハートウォーミングっぽかったりしても心配ない。どうせ暗くて禍々しいのである。

 

中谷和代さん(ソノノチ)より 

 

今回の公演で、劇団初となる4都市ツアーを回られるとのことで、まだ始まっていませんがおめでとうございます!

常に新しいチャレンジを続けてこられた皆さんを尊敬しますし、ステージで繰り広げられるであろう劇団しようよの世界を、観客の一人として楽しみにしています。

ちなみに、当時私は大学の演劇部の後輩であった大原くんのことを「ジャス」というニックネームで気軽に呼んでいたのですが、ここ数年は、ずっと「大原くん」って呼んでいます。きっと何かがそうさせたのでしょう。 そしてそのことは、「パフ」の歌詞にも登場する、いつしか大人になってゆく少年ジャッキーの姿とも、どこか重なって見えます。

 

金田一央紀さん(Hauptbahnhof)より

 

劇団しようよを初めて見たのが、『パフ』でした。

ママス&パパスの「パフ」が好きな歌だったし、あの頃京都に友達が欲しかった僕は、

丁寧にアフタートークの依頼をくれた大原くんと、その劇団しようよに興味があったからだ。

藤村くんの素朴なモノローグと痩せた筋肉質のカラダがちぐはぐだし、

急に始まる客いじりには緊張するし、

自分たちの幼さを真っ正面から受け止めてもがいてる姿が丸出しで、若かった。

あれから4年たった。

それなりに出会いと別れがあって、僕は京都を離れた。

いま、東京で芝居を作りたい気持ちを沸々させながらも、その作り方を少しずつ忘れてしまっていることに、ふと気付いた。

やばいぞ、と思う。

たぶん、『パフ』は、というか芝居そのものは、人の心をグラグラッと揺さぶるアレだ。

アレがなければ毎日はすこぶる平和で安全で安心で、退屈だ。

アレがあるから疲れるし緊張するし不安だらけだし、生きのびるために全力を出してしまう。

全力を出す人は輝く。人を魅せるパワーを発揮する。

だから、多少のぎこちなさはいいから、全力でやってほしい。

落ち着かなくていいから、あわてふためいてやってほしい。

そうしてこのいろいろある世界を、生きのびてほしい。 

 

 

脇内圭介さん(飛ぶ劇場)より

 

去年の春、劇団しようよ版『TATAMI』に出演させて頂いたのだが、大原渉平君(以下、渉ちゃん)という人物は信用できる悩める変態男だったなと記憶している。

稽古中、少しでも違和感があるとすぐに発信する。「なんかちゃうねんなぁ〜こーもっと…」とにかく作品に妥協を許さない。自分の感覚を信じつつ、でも答えがみえない時は「どう思う?」と役者や演出助手と一緒に悩む時間をしっかりととる。

全員でクネクネしながら手探りで作品作りをして行く過程が、今、演劇やってるぜって感覚を強く実感できてこれはいい意味で苦しくて充実した時間だった。

そしてたまーに稽古の合間に渉ちゃんの性癖など変態な部分を包み隠さずポロっと吐いちゃうのだが、その渉ちゃんの変態さは戯曲の捉え方にも滲み出てると思う。

わかりやすい例では劇団しようよ版『あゆみ』、この柴幸男さんの名作はオリジナルや他の劇団もやはり基本女性で演じるのだが、渉ちゃんは全員男性で作る。ガタイの良い俳優やヒゲモジャの俳優もいる。

ただ、完成した作品はもしかしたら女性のみで作るよりもとてもキュートで柔らかいんじゃないかと思ってしまう。

変態な部分を演劇というツールで正当化させてしまうような、良いものだと思わせてしまえるような、そんな力が渉ちゃんにはあると思った。

後半、変態変態とばかり書いてしまったが、どれだけ変態か、『パフ』を注目して頂きたい。 

 

ニシムラタツヤさん(演劇制作者/AfroWagen)より

 

人間、死んだら風になる。夢はかなわない。大富豪にもなれない。嫁も子どもも舅姑も言うことを聞かない。そんな小さな、だけど圧倒的な現実の前に、演劇はどこまでも無力だ。地震や水害の1つも止めることができないのだ、好きでやってるだけですよねあなた、とある種の諦めを帯びた了解のもとで認知される。世間ではそういうことになっている。

そう、「馴れ」ている。ある程度の期間、演劇をつくる現場に関わっていても、そのことに気付かないまま過ぎてしまうことがある。だから上演を重ねる中で、お客様に向き合うと同時に作り手は静かに抗(あらが)おうとする。それが誠実な態度だと思うのだ。劇団しようよ「パフ」が、初演で触れたことのなかった人形劇の手法を取り入れ、しかも再演で4都市を回る旅公演に打って出るということは、いつの間にか出来てしまった、あるいは自らが作ってしまった「境界(boeder)」を乗り越えるために選んだことだと思う。そこに圧倒的な現実に向き合う誠実さを感じる。いや、猛虎魂を感じると言ったほうがいいのか京都だから。飛んで飛ばされて砕け散るまで、劇団しようよの旅は続く。 

 

キタさん(than)より

 

痩せっぽちで目つきが悪く猫背ガニ股ですれ違うものを睨みつける。まるでナイフのような彼が、ある日やさしい顔で猫を撫でている、お年寄りの手を引いて横断歩道を渡っている、そんな姿を見かける。

音楽を通じて知り合った吉見拓哉を劇団しようよで見た時に、こんな印象を持ちました。まあ、ずっるいなあー、って感じです。

そんな彼と、彼をそんな風に投影する劇団しようよを是非一度いろんな方に観て欲しいなと思っています。 

 

 

泊篤志さん(飛ぶ劇場)より

 

先日、劇団しようよ版『あゆみ』にちょっぴり出演させてもらい、短い時間だけど一緒に 作品作りに関わらせてもらって。ただでさえ時間が無いのにギリギリまでどういう演出に しようか悩んでる演出:大原くんの様子を自分は半分「大丈夫か?」と思いつつ、半分は楽しんで眺めていた。演出のイメージと実際と観客とをどう繋ぐのか、やっては壊し、さらに組み立て、ってやってて。「演劇」というオモチャで必死に遊びまくっていた演出:大原くん。『パフ』は自分も好きなあの名曲をモチーフに作るファンタジーらしく、今度 はどんなオモチャを組み立てて来るのか楽しみにしている。 

 

藤原大介さん(劇団飛び道具)より

 

京都から出て行って他所でやる人たちには上手いことやってもらいたいものですが、私の知っている劇団しようよの人たちはお人好しばかりなので、損をしそうで心配だ。なんとかツアーを成功させて、次にはさらに大きなツアーを企画して、ぜひ私も出演させていただきたい。そしてどこかそこそこ遠いところへ連れて行ってもらいたい。国内でいいから。沖縄とか北九州とか羨ましい。行きたい。そして安くていい感じのお店を見つけてゆっくりしたい。公演がんばってください。 

 

 

稲荷さん(十中連合)より

 

劇団しようよは、旗揚げ公演からしばらく舞台監督として関わっていました。

当時私は駆け出しで、毎回勉強の連続でした。例えば劇場で茶刈り機を使いたいと言われて劇場さんと沢山相談したり、劇場の窓の遮光を外して信号機の灯りを使ったり、ハンバーグを焼いたり、スイカを割ったり…。

劇団しようよの作品は『パフ』が一つの転換点だと思っています。それまでは大原君の胸の内を吐露する、大原君のような登場人物がいるような風に私には見えていました。(それが切実で胸を何度胸を打たれたか…。)しかし『パフ』を境に他者を描くようになったと思っています。他者の心を慮るような。"自分の中を顧みること"から"自分の知らないものを想像する"作品に変わっていったように思うのです。

そんな劇団しようよが、次は全国各地の俳優と再々演する。再演ツアーの時とは社会情勢も違うでしょう。きっとリビルドすることになると思います。この数年間で大原君の考えてきたこと、劇団しようよの変化が大いに反映されること間違いなしです。私も一観客として楽しみにしています。(実は再々演ツアーの企画を聞いた時から楽しみだったけどね!) 

 

 

大石達起さん(IN SITU)より

 

大原さんの作風は、これまでの作品では少年の目から見た”世界の残酷さ”のようだったと思っています。しかし、前回の『おろしたての魚群』を観て新しいステージに進んだように感じました。世知辛さというか、大人のビターさのような。『魚群』と由良町滞在を経てブラッシュアップされたパフは、いったいどのような物語が描かれるのでしょうか。とても楽しみです!(追伸:大原さん、アカモクおいしくいただきました。) 

 

 

 

引き続き頂戴しましたコメントは、9月上旬頃に第二弾掲載予定です!